■会の概要
青空瑞山会は、行本一雄先生(七段)によって1977年札幌市西区に創設された剣道の会で、2007年に水本吉昭先生(現在教士七段)に受け継がれ、その後2014年に植田隆行先生(現在練士六段)に引き継がれ現在に至ります。
水本先生の指導時代では,ユーモアと愛情に支えられた稽古が行われてきました。子どもたちの心をつかみ,飽きることのない工夫の積み重ね,短時間での集中した稽古を工夫されてきて、落ち着きとともに,粘り強く,創意ある子どもたちの育成に寄与されました。 ※旧ホームページへのリンクはこちら。
現在の植田先生は剣道の技術の中でも特に基本を重視し、また礼法・所作を大事に指導することで子ども達の人間としての成長を考えた日々の稽古となっています。また、子ども達が剣道を続けていけるよう、厳しい中にも楽しさ明るさのある会を目指し、先生方・会員の父母の方々により運営されています。
2016年には北海道剣道連盟より「赤胴賞」を授与され、同8月7日(日)に真駒内アイスアリーナで開催された第65回北海道少年剣道錬成大会/第58回「赤胴」少年剣道錬成大会の開会式にて表彰されました。これは,北海道少年剣道錬成大会,および「赤胴」少年剣道錬成大会に,西区剣道連盟選抜団体の一員として,長年に渡り多数の選手を輩出してきたことが功績として認められたものです。
北海道剣道連盟ホームページより
2020年には全日本剣道連盟より「少年剣道教育奨励賞」を授与されました。赤胴賞、少年剣道教育奨励賞共に、現在とそこにいたるまで受け継いでこられた先生方の熱心な指導、父兄の皆様の温かいサポート、会の剣士の努力と精進の賜物です。同時に、賞を与えて頂いた全日本剣道連盟、北海道剣道連盟,ご推薦を頂いた西区剣道連盟、また関係機関及びご協力をいただきました皆様方に改めて感謝申し上げます。
■道場訓
青空瑞山会では稽古の前に、皆で大きな声で道場訓を唱和します。何のために剣道の稽古に励むのか、目的の確認と心を引き締める意味合いをもって唱和した後に稽古にかかります。
一,元気にあいさつします
一,心と体をきたえます
一,最後までやりぬきます
■団旗/目標
2017年に創立40周年を迎えるにあたり、青空瑞山会では以下の2つの目標を掲げました。両目標共に、当会の団旗にある「心」が使われており、剣の道を歩む上で「心」を大事にして、会員一同邁進していきたいと思います。
剣即心/けんすなわちこころ
剣の道を歩む上で、技術を向上させることだけでなく、剣を志す以上まずは心を正しくすることを目指します。
達心志/しんしにたっす
心に描いた志、その目的を遂げるよう努力していきます。
■指導者について
植田隆行先生(練士六段)
青空瑞山会以前は、千葉県の道場で剣道の研鑚を積まれてこられました。小学生だった息子さんも加わる中,たくさんの子どもたちをかかえる船橋市の道場で,自身の稽古と子どもたちへの指導を重ねてこられました。その間には,船橋市から,青少年指導者功労賞も受賞されております。
植田先生は,礼儀と足さばきを中心に剣道の基本を重視されており、厳しい中にも愛情ある稽古となっています。同時に,先生の明るさと,子どもたちに楽しさを教えようとする指導力が,会の活力アップにつながり,子どもたちだけでなく,メンバー家族,皆で先生に深く感謝する日々となっています。
また、青空瑞山会では有段者の一般会員の方々が多数在籍しており、植田先生と共に会の指導・運営に関わり、日々剣道の技術だけでなく,挨拶や人に対する優しさ,思いやる心を育てていきたいと考えています。